安定性

NTC サーミスタの安定性と長期寿命

安定性と耐久性により、現在の NTC サーミスタは校正基準として標準白金抵抗温度計(SPRT) と白金抵抗温度計 (PRT) と同等以上の分類に属します。サーミスタには日々の取扱いに伴う物理的衝撃に耐える能力があるため、特にこれは適切な分類です。そして、これは年間のドリフトが低く、1℃ あたりの抵抗値変化の高いサーミスタの電気特性にも当てはまります。

U.S. Sensor は、NIST(米国標準技術局)が実施したものと類似した研究を行いました。これによると、一般的な年間のドリフトは 0.001°C から 0.002°C のみでサーミスタを生産できることが示されています。

安定性は、一般的な環境や電気的ストレスに暴露された後にも規定の特性を維持する能力の測定ですが、長期寿命は、サーミスタが過酷な電気や環境条件に長期間暴露されたときの影響を指します。

U.S. Sensor は、高精度サーミスタを特殊な長時間寿命プロセスに暴露し、長期ドリフトを最小化します。このプロセスにより、使用温度範囲が 40° から 150°C で安定した、信頼性と耐久性の高い校正標準を提供します。

曲線 J 寿命表 精度互換サーミスタ