リテルヒューズ SPxxR6 TVS ダイオードアレイは、超高速データラインを低電圧トランジェントスパイクから保護します

家電製品、ビルディングオートメーション、屋外照明、スマートメーターアプリケーションなどに使用される電子機器を、強力に保護します。

シカゴ、2月22、2022 - 産業技術を生み出すメーカー企業として、持続可能で接続性の高い、より安全な世界を実現する Littelfuse, Inc.(ナスダック(NASDAQ):LFUS)は、4チャンネルの低容量(0.2pF)TVS ダイオードアレイ・シリーズである、新たな SP33R6 を発表しました。こうした堅固なダイオードは、極めて低い降伏(ブレークダウン)/ターン音電圧を提供することから、低電圧(-0.3~+0.3V)の高速データラインの保護に理想的です。これらは、パフォーマンスを低下させることなく、IEC 61000-4-2 国際スタンダードで規定されている最大レベルの連続的な ESD ストライク(レベル 4、±8kV 接触放電)を安全に吸収することができます。

SPxxR6 TVS ダイオードアレイは、以下を含む、民生用電子機器の非常に広範なデータ通信インターフェースでの用途に理想的です。

  • USB 3.2 および 4.0、
  • サンダーボルト 3.0 および 4.0、
  • PCI Express 6.0。

「USB 4.0 サプライヤーによるチップセットは、とりわけ 3.3V を超える電圧に伴う損傷の影響を被りやすいことが知られています」、とリテルヒューズのダイオードアレイ製品マーケティングマネージャーの Zhu Jia は言います。「SP33R6 および SP00R6 TVS ダイオードアレイ・シリーズは、反復的な ESD ストライクから、USB 4.0 のような高速インターフェースを保護する非常に優れたソリューションを提供します」。

Jia は続けて言います:「すでに回路基板にあると考えられるマルチライン・パッケージ・フットプリント(SP33R6)または 0201-パッケージ(SP00R6)を用いて、設計エンジニアたちは、現在市場に出ている既存ソリューションと比較して10倍低いパススルー電圧を見込むことができます」。

SPxxR6 の主な利点:

  • ESD 抑制および電サージ保護について、無数の IEC 標準規格に準拠(IEC 61000-4-2、±12kV 接触、±15kV 大気、サージ耐性、3A (8/20μs) IEC 61000-4-5、2 版を含む)。
  • 4つのチャンネルにI/O あたり 0.2pF の低容量を提供し、超高速インターフェースを保護します。
  • ハロゲンフリー、鉛フリーで RoHS 準拠の環境に配慮したコンポーネント。

仕組み

問題: ベースバンドプロセッサがますます小型化し、複雑になるにつれ、こうした先端の半導体もまた、過電圧条件を原因とする損傷を被りやすくなります。大半の非常に高速のシグナルインターフェースは、名目上は 0.3V 以下という低電圧で作動します。電圧が高いと接続されたインターフェースの損傷につながる可能性があります。

ソリューション: SPxxR6 シリーズの降伏(ブレークダウン)(ダイオード・ターンオン)電圧は、インターフェースを電子機器関連システムに損傷を及ぼしうる低電圧トランジェントスパイクから保護するのに効果を発揮します。たとえば、SPxxR6 は、3.3V を超える電圧から 13 ナノメートルに過ぎないインターフェースを保護します。その結果、よりスピーディに保護が提供され、アバランシェダイオード技術を用いることで、より低いクランプおよびブレークダウン電圧をもたらします。

ご購入

SPxxR6 は、1,000 個単位のテープ&リールパッケージでご提供します。サンプルのご請求は、世界のリテルヒューズ公認販売代理店を通じて行うことができます。リテルヒューズの販売代理店一覧は littelfuse.com にてお確かめください。

詳細情報

その他の詳細は、SP33R6 および SP00R6 TVS ダイオードアレイ製品ページでご確認いただけます。技術的な質問の窓口:Zhu Jia、ダイオードアレイ製品マーケティングマネージャー, <Jzhu3@littelfuse.com>.

リテルヒューズ会社案内

リテルヒューズ(ナスダック:LFUS)は、工業技術を生み出すメーカー企業として、持続可能で接続性の高い、より安全な世界を実現します。世界 15ヵ国以上に 17,000 名の従業員を擁するリテルヒューズは、お客様と協力しながら、革新的で信頼性の高いソリューションをデザイン・提供しています。また、顧客数 100,000 を超える当社の製品は、工業、輸送、エレクトロニクスといった各種市場のあらゆる場所で日々利用されています。詳細については Littelfuse.com をご覧ください。

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