環境コンプライアンス

リテルヒューズは、グローバルコミュニティの一員として、弊社の行動および製品が、私たちを取り巻く世界に及ぼす影響を把握するべく、たゆまぬ努力を続けています。そのため、環境への配慮は、弊社の事業において常に不可欠かつ基本的な部分を形成してきました。弊社では、事業目標と、地域および世界の環境を保護し改善する必要性とのバランスを調和させる継続的な取り組みを行っています。

環境管理の実施

弊社事業が環境に及ぼすあらゆる悪影響を軽減し排除するための、より協調的な努力の一環として、リテルヒューズは、包括的な環境管理の実施策を設けています。

目標、行動計画、および実績について定期的なコミュニケーションを図ることにより、弊社の全社員がこれらの実践に関する最新情報を共有しています。リテルヒューズグループは、日々の業務において弊社の環境管理について理解し実践することに全力を尽くしています。

リテルヒューズは、さまざまな改善プログラムの継続により、弊社の事業が環境に及ぼす影響を最小限に抑えるために尽力しています。リテルヒューズは以下のことを実践しています。
  • 世界各国での主要な適用法および規制に従います。
  • 弊社製品における有害物質の使用を削減および排除を目指します。
  • 生産で使用する原材料の量を削減し、可能な限り処分せず再利用するとともに、リサイクルと再生材の利用を促進します。
  • 環境への排出量を削減および排除することにより、汚染を防止します。
  • 弊社のお客様およびサプライヤーと密接に協力し、環境への全体的な影響を最小限に抑えます。
  • トレーニングプログラムやミーティングを通じて、リテルヒューズの全社員と環境問題に関するコミュニケーションを図ります。
  • 弊社の環境パフォーマンスを定期的に監視し、関係者に状況を開示します。
重点分野

リテルヒューズはさまざまな環境問題に対して重点的な取り組みを行っています。中でも、弊社製品の製造過程における特定の有毒物質の削減または排除は重点分野として取り組んでいます。これには、サプライヤーから購入した原材料と加工品の両方が含まれます。現在弊社は、以下の物質の削減および排除に集中的に取り組んでいます。
  • カドミウム
  • 特定の形態のクロム(六価クロム)
  • 水銀
  • 特定の臭素化難燃剤

これらの物質はいずれも、地域または国の法律や条例において、即座のあるいは段階的な使用禁止の対象となっている物質です。リテルヒューズは、関連する法律および規制に準拠し、上記の物質が生態系に及ぼす悪影響を軽減するため、最終的に弊社製品におけるこれらの物質の使用を確実に停止すべく努力しています。そしてこの取り組みを通じて、地球環境の維持に貢献してまいります。なお、これにはリテルヒューズが設計、製造、販売、または流通するすべての製品における上記物質の使用が対象として含まれます。

改正 RoHS

2011年7月1日、EU 官報にて改正 RoHS が発表され、旧 RoHS が廃止されました。  

この改正 RoHS にて列挙された変更の一環として、2016年7月22日より、鉛の使用に関する一部の適用除外が削除される可能性があります。  この変更に対応するための準備として、リテルヒューズは現在、次の適用除外を使用する製品に含まれる適用除外物質の代替品についてテストを実施しています:7(a) - 高融解温度タイプのはんだに含まれる鉛(総重量の 85 % 以上の鉛を含む合金)、7(c-1) - 圧電装置などのコンデンサで使用されているガラスまたは誘電セラミック以外のセラミック、あるいはガラスまたはセラミックのマトリックス化合物における鉛を含む電気および電子コンポーネント、6(c) - 総重量の 4 % 以下の鉛を含む銅合金。代替物質が特定できない場合や、その物質が 7(a)、7(c)-I または 6(c) の適用除外を現在使用している物質の代替品として不適切であるとされた場合、リテルヒューズは改正 RoHS の第 5 条および付録 V の規定に従って、2015年1月1日までに適用除外更新申請の準備と提出を行なう予定です。

また、リテルヒューズは、引き続き各企業団体やお客様と協力してこれら特定の規制要件に対する変更を監視するとともに、今後施行されるすべての変更の順守に取り組んでいます。

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